「侍ジャパン」のキーワード
今週はWBC(ワールドベースボールクラシック)で第1回に続き連覇を果たしたニュースで日本中が沸いた。サンディエゴでの二次ラウンド、韓国に敗れ、敗者復活戦で再度キューバと対戦する。負けたらこのまま日本に帰らねばならない。緊張の中を立ち上がってくれた。キューバを破りドジャースタジアムの準決勝でアメリカと対戦、大リーグで投げている松坂選手が踏ん張りこれを乗り切る。
決勝戦は因縁の対決ともいうべき韓国戦、対戦成績は一次ラウンドから2勝2敗の5度目である。日本は誰が投げるのだろうか。決勝戦の前に第1回優勝監督王さんから優勝トロフィーが納められる。王顧問は原監督と握手、そして韓国チームのコーチ、ダッグアウト前にいる足の悪い監督と握手。見ていていい感じの情景だと思った。日本の投手は楽天の岩隈選手である。前回は低めに投げて相手を〇点に抑えている。どうしてもやらねばならぬ用事があった私はスイッチを切ってTVの前を離れた。
昼食は遅く1時頃になったか。気になるTVのスイッチを入れる。日本は2:1で勝っている。8回の表岩村選手の犠打で追加点を入れた。3:1だ。韓国も必死である。8回裏に1点を返す。岩隈投手は実によく投げた。7回2/3まで2失点で抑えてくれた。杉内投手も見事に役目を果たした。重圧と緊張の中、ダルビッシュ投手が登場、スピードのあるすごいボールを投げるがまだ若い。1点リードの9回裏一死から連続四ボール、手に汗を握るという言葉があるが胸がキーンと痛い。二死後に打たれて同点。後でTVに載っていた画像で日本人の姿は口をポカンとあけ目もうつろ、自分もそうだったかと思う。球場の観客数54,846人が行方を見守る。
延長10回の表、イチロー選手の2点適時打がでる。日本中が歓声、拍手、興奮のるつぼとなった(報道)。イチロー選手はヒットが出ないで人知れず苦しんでいた。苦しさ、つらさ、心の痛み、本人の言葉でいえばこのヒットは「神が降りてきた」という。あの大打者は神の力で打てたヒットと謙虚であり、これが決勝点である。韓国の金監督はイチロー選手がバッターのとき、はっきり敬遠を指示すべきであったと悔やんでいた。TVを見ていた私も、1塁走者が2塁に盗塁したとき、イチロー選手は敬遠されると思った。10回の裏2アウト、ダルビッシュ投手は最後の打者と対峙、2ストライク、次に投げたボールは打者の打ったバットの先に見えた。3振、ゲームセット。
日本は2回連続WBCに優勝の快挙を果たした。今、日本は苦しい状態にある。侍ジャパンの選手も監督もコーチもよく戦ってくれたと思う。困難に立ち向かっている我々に希望と勇気を与えてくれた。優勝式で貰ったトロフィーに背番号25、村田選手のユニフォームをかけた内川選手、村田選手はいい後輩を持って幸せだとその喜びをかみしめていた。
たまたま26日「検索キーワード見つけ方講座」に参加した。後藤さんからのメールで知り、テーマに興味があった。時間は19時から21時、昼間働いている人を対象にしていると思うが、この時間に参加するのは珍しい。インターネット専門の言葉が出る。SEO(サーチ エンジン オプチマイゼーション)、テキストには「入力されたキーワードの検索結果で、広告以外に上位表示されるようにホームページを最適化すること」。とある。これをどう作るかという内容である。講座の説明の中でキーワードには、ビッグキーワードもあれば、ミドルキーワードもあり、スモールキーワードもある。スモールキーワードは特異性のある言葉で注目される。中小企業の育成を仕事としている私には、スモールキーワード、特異性のあるものも役立つという話はプラスになる。アメリカは何でも大きいのがいい文化である。日本の高度成長の時代はアメリカのまねで進んだ。今回WBCをTV観戦したが、日本はスモールボールで勝ったといわれる。小さくても美しさを求めそれを愛する日本人、単打を連ね、機動力を発揮し、日の丸を背負って、苦しくとも諦めない気力、正に侍力の発揮により優勝を獲得した。「侍ジャパン」がキーワードで勝ち抜いたWBCだと言えるのではないか。
松井義近
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